ベイシアnews|グループ創業60周年記念商品キャンペーン、9月末まで展開
ベイシアグループ(群馬県前橋市、橋本浩英社長)が6月21日に創業60周年を迎えた。これを記念して9月末まで記念商品のセールキャンペーンを行う。
ベイシアグループは、ベイシア、カインズ、ワークマンなど物販チェーン6社を中心に29社で構成される。2019年2月期のグループ総売上高は8887億円、総店舗数1857店舗。ベイシアグループは吸収や合併といったM&Aを行わないのが特徴で、9000億円グループにまで成長してきた。総売上げ1兆円も視野に入ってきた。
1958年(昭和33年)12月に「いせや」を設立したのに始まる。翌1959年(昭和34年)6月に、スーパーマーケットの「いせや伊勢崎店」をオープンして、これが60年前の創業に当たる。
ホームセンターは1978年(昭和53年)10月に1号店を出店。1980年(昭和55年)9月にはワークマン1号店「伊勢崎店」をオープンさせ、ベイシアグループの現在の主力業態が揃う。
業容の拡大とともに、1982年(昭和57年)8月にワークマン、1984年(昭和59年)3月にはコンビニのセーブオンを分社化する。専門業態も1986年(昭和61年)5月にセーフティロード(現オートアールズ)、9月デンキセンター(現ベイシア電器)を分社化。
そして、1989年(平成元年)3月にカインズの分社化、1996年(平成8年)11月にはベイシアを設立して現在の体制ができ上がる。
キャンペーンはメーカー協賛の限定商品をセール価格で提供する。たとえば、紳士、婦人、子供トップス、ボトムス300円限定商品や、日清ヨーク「ピルクル10P」(2本増量)限定商品、コカコーラの「綾鷹」「アクエリアス 500ml」 1ケース購入で4本おまけつきの限定商品などだ。10月の消費税増税直前まで価格訴求のキャンペーンを展開する。