スーパー総選挙news|1位オーケー、2位ライフ、3位ヤオコー/ロピア躍進で4位

TBSラジオの生活情報番組「ジェーン・スー生活は踊る」が主催する「スーパー総選挙」。毎年スーパーマーケット業界では話題になる。その第3回の結果が発表された。

スーパーマーケット333社のエントリーの中から、1位に輝いたのはオーケー(株)(神奈川県横浜市、二宮涼太郎社長)だ。これで3連覇になる。

総選挙はリスナーがイチオシのスーパーマーケットをメールとホームページの投票フォームを使って投票するか、TBSラジオfamに設置された投票箱に直接投票する。

応募期間は6月1日から6月21日の3週間。投票総数は前回から大きく増えて6007票。そのうちオーケーは、1610票と投票数の26.8%を占めた。

1万票にも満たない投票数でランキングを決めてしまうのもいかがなものか、とも思うが、それでも顧客からの支持の一つの指標として見ていいだろう。顧客からの評価はそれぞれの店の特徴が出ていて面白い。

1位の「オーケー」は2位にダブルスコアをつける強さ。要因は「安さ」と「誠実さ」。

2位は「ライフ」。先週までは1位だったが、結果的に2位だ。それでも初の2位。清潔な店内。明るい接客。充実の品揃え。大きな欠点のない、「スーパー界の優等生」。

3位は「ヤオコー」。2年連続の第2位から転落。惣菜の多さや野菜の新鮮さ、試食コーナーの充実ぶりなど、地に足の着いた雰囲気は固定ファンが多い。

4位は「ロピア」。今年初めてトップ5入り。精肉店がルーツというアドバンテージを活かし肉の豊富な品揃えで「肉食系」の男女から支持を取りつけた。

5位は「サミットストア」。広い店内は通路もゆったりしていて、陳列も見やすい。またお店主催のイベントも多く、「買物体験」を総合的に楽しめるスーパーマーケットとして支持を集めている。

6位は「オオゼキ」。前回同様、店員さんの接客態度を褒める声が群を抜いて多い。さらに今年は品揃えの向こうに仕入れた人の顔が見えるという称賛の声も目立った。

7位は「マルエツ」。「24時間営業の店舗が助かる」「引っ越した先にもあった」など、常に身近にある安心感で堅実な順位をキープ。

8位は「西友」。「24時間営業」「プライベートブランド『みなさまのお墨付き』」そして「店内BGMのセンス」。この3つが去年同様、人気の要因となった。

9位は「文化堂」。圏外から一気にランクインした。昭和28年創業。都内を中心に、20店舗を展開する老舗チェーン。

10位は「ベルク」。埼玉県を中心に展開するスーパーマーケットチェーン。惣菜の種類が豊富でベーカリーの焼き立てパンも好評。

1位 オーケー (1610)
2位 ライフ (754)
3位 ヤオコー (658)
4位 ロピア(591)
5位 サミットストア(261)
6位 オオゼキ(168)
7位 マルエツ(159)
8位 西友 (107)
9位 文化堂 (106)
10位 ベルク (98)
11位 業務スーパー (87)
12位 ベイシア (60)
13位 マミーマート(53)
14位 ツルヤ(49)
15位 イトーヨーカドー(44)
16位 カスミ(43)
17位 いなげや(39)
18位 コモディイイダ(38)
19位 ベルクス (37)
20位 イオン (35)
21位 角上魚類(33)
22位 スーパーバリュー(31)
23位 成城石井(28)
23位 東急ストア(28)
25位 タイヨー(26)
26位 サンワ(23)
27位 ジャパンミート(19)
27位 せんどう(19)
29位 セイミヤ(17)
29位 あおき(17)
29位 とりせん(17)

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