5月百貨店インバウンド動向|免税売上高97.5%減、客数わずか3200人

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会の「外国人観光客の売上高・来店動向」によれば、5月の免税総売上高は前年同月比97.5%減の7億7000万円だった。購買客数は約3200人(前年同月比99.3%減)と、ともに4カ月連続で大きく減少した。新型コロナウイルスの影響から、海外渡航者の入国制限が継続していて、免税カウンターを閉鎖する店舗も多い。

一般物品は4億5000万円で97.2%減、消耗品(化粧品・食料品等)も3億2000万円で97.9%減だった。それでも一人当たりの購買単価は約24万円(268.8%増)と大きく伸長している。

免税手続きカウンターの来店別国別順位では、第1位が中国本土、第2位が台湾、第3位韓国、第4位香港、第5位マレーシア、第6位タイ、第7位シンガポール。

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