5月ドラッグストア統計|売上高6.4%増/コスモス15.2%増・マツキヨ13.7%減

経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、5月のドラッグストア販売額は6069億円、前年同月比6.4%増となった。店舗数は前年より3.7%増加して1万6609店で、前月に比べて61店舗増えている。

カテゴリー別に見ると、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビー28.5%増、食品が20.7%増、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が11.1%増、調剤医薬品2.9%増、トイレタリーが2.7%増と好調だ。一方、ビューティケア(化粧品・小物)18.5%減、健康食品6.3%減、OTC医薬品5.2%減となった。外出自粛が続き、巣ごもり需要は増え続けている。

主要ドラッグストア5社の5月度既存店売上高を見てみよう(%は前年同月比)。インバウンド売上げ比率の高いマツキヨは前月に続き、二桁減となった。

(株)ツルハホールディングス       +4.1% (客数+6.5%、単価▲2.3%)
(株)コスモス薬品            +15.2%
ウエルシアホールディングス(株)     +5.0% (客数+2.1%、単価+2.9%)
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業  +3.9%
(株)マツモトキヨシホールディングス   ▲13.7% (FC▲18.1%)

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