5月家電チェーン統計|3791億円8.6%増/情報家電4割増・カメラ類6割減
経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、5月の家電大型専門店の販売額は3791億円で、前年同月より8.6%上回った。店舗数は前年比1.9%増の2555店。
5月は、緊急事態宣言が継続され、臨時休業や時短営業が続き苦戦した。宣言が解除された後、売上げは回復傾向ではあるが、都心店舗においてはテレワークなどによる昼間人口減少といった影響が残る。
カテゴリー別では、情報家電が40.6%、AV家電19.8%と大幅に増加した。一方、カメラ類60.9%減、通信家電27.1%減と苦戦した。
主要上場3社の5月の既存店売上高を見てみよう。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ全店売上げ ▲10.3%
うちビックカメラ全店売上げ ▲28.2%
(株)エディオン
全店売上げ +7.9%
直営店売上げ +6.5%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +21.9%
*ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FCを含む