7月チェーンストア統計|総販売額1兆807億円/巣ごもり消費で既存店2.6%増
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が7月の販売統計を発表した。
7月の既存店前年同月比は2.6%増で、総販売額は1兆0806億9195万円で、全店ベースでは前年同月比107.3%、既存店ベースで同102.6%と好調に推移した。加盟企業は56社で、前月から17店舗増えた1万0823店舗の集計になる。
<部門別の概況>
・食料品7306億円 全店109.5% (既存店104.5%)
・衣料品652億円 全店93.1% (既存店86.6%)
・住関品2217億円 全店109.3% (既存店105.1%)
・サービス26億円 全店106.0% (既存店94.7%)
・その他 603億円 全店93.2% (既存店93.3%)
新型コロナウイルス感染症の拡大によって外出自粛やテレワークが継続したことで、内食需要、巣ごもり需要が高まり、食料品や住関連が好調だった。衣料品は外出自粛の影響もあって苦戦した。
総売場面積は2597万2604㎡ (前年同月比104.2%)、売場1㎡当たり売上額は4万1609円(103.0%)。