5月コンビニ統計|既存店4.2%増/前年の緊急事態宣言反動から客数5.5%増
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、増本岳会長)が2021年5月のコンビニエンスストア統計を発表した。
5月は、4月に続き、昨年の緊急事態宣言の反動から来店客数が増加し、売上高は既存店が4.2%増、全店でも5.0%増と前年を上回った。また、生鮮食品、米飯類、パン類、ソフトドリンク、マスク等の衛生用品、玩具等が好調に推移した。
既存店売上高は8537億7100万円で、前年同月比4.2%増。客数は12億3583万人で5.5%増だったが、客単価は690.9円と1.3%減少した。既存店の商品別伸び率は日配食品が4.8%増、加工食品が1.3%増、非食品が6.4%増、サービスが0.7%増。
全店ベースでは8924億2600万円で5.0%増。客数は12億9784万人で6.4%増、客単価は687.6円で1.3%減。総店舗数は5万5889店で0.2%増。
調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。