8月チェーンストア統計|既存店売上高0.1%減/食品2.4%増・衣料品18.8%減
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が8月度の販売統計を発表した。加盟企業56社、1万1850店舗(前年比995店増)の集計だ。
8月の既存店売上高は0.1%減も、総販売額は1兆1125億1811万円で前年同月比0.5%の増収となった。
緊急事態宣言、まん延防止重点措置の発令により、帰省などの行動自粛で内食化傾向が続いた。食料品は農産品は相場の安値傾向などもあり苦戦したが、他部門が堅調に推移して、全体をカバーした。衣料品、住関品は天候不順などの影響もあって苦戦した。
総売場面積は2804万3295㎡(前年同月比108.0%)、売場1㎡当たり売上額は4万0135円(前年同月比93.0%)。
部門別の既存店概況は以下の通り。( )は前年同月比。
・食料品 8032億円(102.4%)
・衣料品 453億円 (81.2%)
・住関品 2165億円(96.7%)
・サービス 28億円(123.6%)
・その他 574億円 (96.0%)
※店舗調整前は全店ベースでの伸び率、店舗調整後は既存店ベースでの伸び率を示す。