5月SC統計|既存SC売上高9.9%増/夏物衣料やエアコンなど季節商材が好調
(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、菰田正信会長)が 2026年5月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は580ショッピングセンター(SC)。
5月度の既存SC売上高は、前年同月比9.9%増加した。
前年に比べて休日日数が2日多かったことと、ゴールデンウィークの曜日回りに恵まれたことで、売上げ・来館者数ともに前年を上回ったSCが多かった。また、全国的に気温が上昇したことで夏物衣料やUV対策商品、冷感アイテム、エアコンなど季節商品の需要が高まり、売上げ増に寄与した。

立地別に見ると、中心地域は総合で10.5%増、周辺地域は9.7%増加した。中心地域は改装やテナント入れ替え効果のほか、ゴールデンウィークに合わせた館のイベント施策が集客につながった。周辺地域はインバウンドの来館があったSCのほか、イベント施策が奏功したSCが好調だった。

地域別では、近畿11.8%増、四国10.9%増、中部10.5%増、北陸10.1%増、関東9.4%増、中国8.0%増、東北7.8%増、九州・沖縄7.1%増、北海道5.9%増だった。

業種別に見ると、「ファッション」は、全国的に気温が上昇したことで半袖やシアー素材などの夏物衣料が高稼働した。UV対策や接触冷感などの機能性衣料も好調だった。
「雑貨」は、気温上昇により、日傘などのUV対策商品やハンディファンなどの季節商品が稼働した。サングラスや調光レンズの眼鏡も好調だったほか、キャラクター商品やカプセルトイ、シールなどファンシー雑貨も好調だった。
「家電」は、気温上昇による冷房需要に加え、2027年の省エネ基準見直しに伴う価格上昇を見越した駆け込み需要によりエアコンが好調だった。
「飲食」は、ゴールデンウィークや母の日のファミリー利用のほか、インバウンドの利用も多く見られた。気温が上昇したことでアイスドリンクや季節メニューが稼働した。
「サービス」は、人気作品の影響でシネマが好調だった。
