5月スーパーマーケット統計|総売上高1兆0358億円・既存店1.5%増
一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2024年5月の販売実績を発表した。5月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8366店舗を集計している。
総売上高は1兆0357億8809万円で、前年同月比は既存店で1.5%増、全店で2.3%増だった。2023年2月以降、15カ月連続増だ。
売上げの内訳は、食品が9469億1151万円(既存店1.6%増)、非食品が656億3288万円(1.2%減)、その他が232億4416万円(3.2%増)。
食品のうち、生鮮3部門は3542億5297万円(1.4%増)。青果が1448億0647万円(4.2%増)、水産が879億9984万円(1.1%増)、畜産が1214億4666万円(1.4%減)。食品の中で畜産が唯一、前年を割り込んだ。為替影響による輸入肉の高騰や牛肉需要の低迷が要因として挙げられる。
惣菜は1122億0855万円(2.2%増)、日配は2100億3708万円(0.4%増)、一般食品が2704億1290万円(2.4%増)。
エリア別では、北海道・東北地方が1.4%増、関東地方が2.3%増、中部地方が1.5%増、近畿地方が0.5%増、中国・四国地方が1.3%増、九州・沖縄地方が0.9%増。すべてのエリアで前年を上回っている。
また保有店舗数別では、1~3店舗が0.4%減。4~10店舗は1.8%増、11~25店舗は1.5%増、26~50店舗が1.6%増、51店舗以上が1.5%増だった。
1店舗当たりの平均月商は1億2381万円、売場1㎡当たり売上高は7.4万円だった。