7月百貨店統計|売上高4889億円5.1%増/株高・円安で高額品が伸長
一般社団法人日本百貨店協会 (東京都中央区、好本達也会長) が2026年7月の「全国百貨店売上高概況」を発表した。調査対象は68社172店舗。

7月の売上高は4889億0105万円で前年同月比5.1%増、7カ月連続で前年実績を上回った。国内売上高は 3.2%増と2カ月ぶりのプラスとなった。国内、インバウンド共に、ラグジュアリーブランドや宝飾・時計等の高額品が引き続き好調に推移し、中旬以降の猛暑を背景に、衣料品や服飾雑貨等、夏物商材の動きが活発化した。下旬には夏休みや帰省に伴う手土産・旅行需要が高まったほか、各社企画のファミリーイベントや物産展等の食品催事も集客に寄与した。

地区別では売上げの78.8%を占める都市部 (主要10都市) では4.1%増加した。仙台、名古屋を除く8地区で前年実績を上回った。地方 (10都市以外の7地区) も 0.2%増と2ヵ月ぶりにプラスに転じた。

商品別で見ると、主要5品目全て前年実績を上回った。

主力の衣料品は3.9%増。接触冷感等の高機能商品への需要が高く、Tシャツ、カットソー、パンツ等が好調に推移した。身のまわり品は10.1%増で、ラグジュアリーブランドのバッグ等が国内外共に好調だったほか、日傘、サンダル、帽子等の夏物商材も伸長した。
雑貨は10.7%増の2桁増。高額時計の希少性や資産価値への評価を背景に、外商顧客や富裕層を中心に好調だった。化粧品は強い日差しや汗対策へのニーズから UV関連商品が伸長し7.0%増。
家庭用品は3.0%増、食料品0.2%増、食堂喫茶0.8%増、サービス7.9%増、その他0.4%増。一方商品券は7.2%減少し、28カ月連続でマイナスとなっている。
