イオンモールnews｜むさし村山第1期改装/1000席のフードコート開設

イオンモール(株)（千葉県千葉市、吉田昭夫社長）は、「イオンモールむさし村山」の大規模なリニューアルをこの春から秋にかけて実施する。

同モールは2層で延床面積は4万5455坪、総賃貸面積2万3636坪。イオンむさし村山店が南側の核店舗として2フロアを占め、北側のノースタワー1階は現在は空き店舗で、2階にはスポーツ用品のビクトリアが核店舗として入る。その南北の両核に挟まるように約180店の専門店が並ぶ。

リニューアルコンセプトは「コトニワ」。三世代ファミリーを中心に、幅広い世代に対応する専門店40店舗を新たに導入する。さらに既存店は移転21店舗、改装39店舗と180店舗中100店舗を刷新する。

第1期のリニューアルは3月から順次進められている。その内訳は新規出店27店舗、移転19店舗、改装37店舗の83店舗。

2Fのフードコートは、最新型の「Food Forest(フードフォレスト）」として、座席を約1000席設ける。テラスには芝生席を配置して、三世代ファミリーがゆっくりくつろげる空間を創出する。新たに配置するビッグテーブルには充電用コンセントを設けて、一人でも気軽に利用できる環境を整備する。

ノースタワー1Fの空き店舗には、485坪の売場面積でユニクロが移転増床オープンする。また、隣接する形でGUを新たに導入して、合わせて970坪の売場でファーストリテイリングの2大ブランドを展開する。さらに、日本初上陸の中国メンズアパレルブランド「HLA」や、ライフスタイル型専門店が出店する。

施設面では、館内のトイレや授乳室の改装をするほか、1F西側屋外にあるキッズスペースを拡大する。また1Fのセンターコートには約270インチのLEDビジョンを設けて、イベントや専門店の情報などを発信する。災害時には緊急テレビ放送に切り替わる仕組みだ。

7月から9月までの第2期リニューアルでは、13店舗を新規出店し、既存店の移転2店舗、改装2店舗の計17店舗を刷新する。1Fイオンと隣接する南側には、新たに食ゾーンを新設する計画だ。

■イオンモールむさし村山 概要
所在地／東京都武蔵村山市榎1丁目1－3
責任者／能島拓也（のじまたくや）ゼネラルマネージャー
専門店数／約180店舗
核店舗／イオンむさし村山店
敷地面積／13万7000㎡（4万1515坪）
延床面積／15万㎡（4万5455坪）
総賃貸面積／7万8000㎡（2万3636坪）
駐車台数／4000台
営業時間／専門店10:00～22:00、イオンむさし村山店9:00～22:00、食品売場のみ8:00～23:00、イオンシネマ9:00～24:00
休業日／年中無休