ドンキnews｜6/25アピタ転換の｢MEGAドン･キホーテUNY｣2店舗同日開業

UDリテール(株)(神奈川県横浜市、片桐三希成社長)は、6月25日(火)にダブルネームの業態転換店舗「MEGAドン･キホーテUNY」2店舗を同日オープンする。「MEGAドン･キホーテUNY鈴鹿店」(三重県鈴鹿市)と「MEGAドン･キホーテUNY伊勢崎東店」(群馬県伊勢崎市)だ。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスグループは、2023年をめどにユニー(株)の「アピタ」と「ピアゴ」のバナー約100店舗をダブルネーム店舗へ業態転換する計画だ。

転換する店舗は、まず「MEGAドン･キホーテ」と「アピタ」の強みを存分に活かし、品質・鮮度により一層こだわった生鮮4品（青果・鮮魚・精肉・惣菜）をはじめとした食料品売場を充実させる。

■APITA CLOTHING イメージ

さらに鈴鹿店では、業態転換初の取り組みとして、ユニーが運営する衣料専門店「APITA CLOTHING(アピタクロージング)」をテナントゾーンに展開する。

既存顧客の要望に応えるため、「MEGAドン･キホーテ」の衣料品と差別化した紳士・婦人・子どもの実用衣料と、ミセス・アダルト層をターゲットにした婦人服、ファッション雑貨の集積売場を展開する。

伊勢崎東店では、ファミリー層も楽しくくつろげるキッズ広場を設け、大型遊具や玩具のお試しスペースとする。また、写真館・アミューズメントなどのキッズ専門店と融合したエリアを展開することで、子どもを遊ばせながら、家族で買物が楽しめる時間消費型空間を創出する。

【結城義晴の述懐】月刊商人舎3月号の｢特集[質問]ドンキはなぜ好調か？｣で明らかにしたように
ユニーの店舗を「MEGAドン･キホーテUNY」に転換して成果を上げられるのは、「ドン・キホーテ」のポジショニングが際立っているからだ。今回の鈴鹿店の衣料専門店「APITA CLOTHING(アピタクロージング)」が成功したならば、従来の総合スーパーの衣料品の商品でも、ポジショニング次第で売れることが証明されてしまう。その意味で、注目される改装である。

韓国には「ピエロ」というバナーのコピー店舗があって、結構、繁盛している。

ドン・キホーテのポジショニングに挑戦する企業があってもいいだろう。それはドンキの売り方の研究によって追及されるものだ。

■MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店 概要
旧店名／アピタ鈴鹿店
所在地／三重県鈴鹿市南玉垣町3628
建物構造／地上8階建（営業施設は1・2階部分）
売場面積／8939㎡(2708坪) ＊直営部分
駐車台数／1625台
営業時間／8:00～24:00
開店日／2019年6月25日（火）
商品構成／食品、生鮮（青果・鮮魚・精肉・惣菜）、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、衣料品、化粧品、玩具、カー用品、ブランド品、家電製品、ペット用品、医薬品、他

〈MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店 周辺図〉

■MEGAドン・キホーテUNY伊勢崎東(いせさきあずま)店 概要
旧店名／アピタ伊勢崎東店
所在地／群馬県伊勢崎市三室町5330 番地
建物構造／地上3階建（営業施設は1・2階部分）
売場面積／7597㎡(2302坪) ＊直営部分
駐車台数／1144台
営業時間／8:00～24:00
開店日／2019年6月25日（火）
商品構成／食品、生鮮（青果・鮮魚・精肉・惣菜）、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、衣料品、化粧品、玩具、カー用品、ブランド品、家電製品、ペット用品、医薬品、他

〈MEGAドン・キホーテUNY伊勢崎東店 周辺図＞