阪急オアシスnews|4/26「EKIZO神戸三宮」開設に伴って核店として入居

阪急電鉄(株)(大阪市北区、若林常夫社長)と阪急阪神不動産(株)(大阪市北区、杉山健博社長)が4月26日(月)、神戸市中央区に「神戸三宮阪急ビル」と同ビル内に商業施設「EKIZO神戸三宮」をオープンする。


         〈神戸三宮阪急ビル〉

両社は現在、神戸阪急ビル東館の建て替えと隣接する阪急神戸三宮駅の高架下店舗のリニューアルを同時に進めているが、神戸阪急ビル東館と駅高架下店舗をあわせた施設の名称を「神戸三宮阪急ビル」とし、商業施設・オフィス・ホテルの複合施設として開業する。

地下2階~3階の東西コンコース周辺と駅高架下のエリアには、神戸初出店(新フォーマット・関西初出店を含む)の19店舗をはじめ、35店舗からなる商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」が誕生する。延床面積は約3191坪。

「EKIZO神戸三宮」は、異国情緒(エキゾチック)が漂う港町神戸に位置する駅(エキ)と一体の施設であるということから命名された。

エイチ・ツー・オー リテイリンググループの食品スーパーマーケット「阪急オアシス」はこのEKIZO神戸三宮の地下2階に核店舗として入居する。地下1階には阪急オアシスが手掛ける、買ってその場でイートインが楽しめるグロサラント「キッチン&マーケット」が兵庫県1号店として出店する。

高架下を中心とする飲食ゾーンには、世界各国のクラフトビールが楽しめる本格的なビアホール「BEER&GRILL コウベビアハウゼ」、大阪・福島で人気の割烹「もう利」の新フォーマット「酒場 酒ト魚ト汝ト私」、神戸北野の人気ビストロ「LE BOOZY」の新バナー「新世紀」、兵庫県の地鶏「ひょうご味どり」や「播州百日鶏」が味わえる「KOBE YAKITORI STAND 野乃鳥」、希少な日本酒と旬の食材にこだわった居酒屋「魚のじげん」、伝統をリスペクトしながらも時代にあった新しい蕎麦のスタイルを提案する「スタンド JAPA SOBA HANAKO」、神戸発祥の老舗バー「神戸サンボア」など、魅力的な店舗が目白押しだ。

このほか、スペイン王室御用達のショコラトリー「CACAO SAMPAKA KOBE」、アメリカ海軍将校倶楽部の小さな店が起源のドラッグストア「アメリカンファーマシー」などもオープンする。

〈神戸三宮阪急ビルの断面イメージ〉

神戸市営地下鉄との乗り換えの利便性を向上させるため、阪急東改札口と地下鉄(西神・山手線)三宮駅東改札口との間にエスカレーターを増設するとともに、阪急東改札口階(2階)~地上階(1階)~地下鉄東改札口階(地下2階)を結ぶバリアフリー対応のエレベーターを新設する。阪急東改札口の構外コンコースは吹抜け部分が大きくなり、より開放的な空間に刷新される。

4階~15階はオフィスフロアで、17階~28階には阪急阪神ホテルズが運営する宿泊主体型ホテル「レムプラス神戸三宮」がオープンする予定だ。

■神戸三宮阪急ビル
所在地/神戸市中央区加納町4-2-1
営業開始/2021年4月26日(月)
建物構造/神戸阪急ビル東館建て替え部分:鉄骨造り
高架下店舗リニューアル部分:RC造り
敷地面積/約7100㎡(2148坪)
延床面積/神戸阪急ビル東館建て替え部分:2万8850㎡(8727坪)
高架下店舗リニューアル部分:5500㎡(1664坪)
階数/神戸阪急ビル東館建て替え部分:地下3階・地上29階
高架下店舗リニューアル部分:地下1階・地上2階

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