サミットnews|2層238坪の「サミットストア西荻窪駅南店」3/3出店

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は3月3日(水)、東京都杉並区に「サミットストア西荻窪駅南店」を出店する。JR西荻窪駅南口から徒歩2分の駅至近店舗。店舗周辺は大型マンション・戸建て・アパートが混在する住宅立地で、新築マンションの1・2階部分への出店だ。2フロアで売場面積238坪とコンパクトな都市型店舗ながら、年商19億円を目指す。

同店は本拠地のある杉並区の中で、善福寺店の南1.5km、久我山店の北1.7km、高井戸東店の北西2.7km、井荻駅前店の南西2.8kmに位置し、ドミナント空白地帯への出店となる。

0.5km商圏には1万6407人、9857世帯(2019年住民基本台帳、2015年国勢調査)と、同社平均(1万2247人、6507世帯)を大きく上回り、単身世帯比率も60.8%と同社平均(48.8%)を大きく上回る。また商圏内の移動手段は自転車か徒歩が多い。

したがって駅至近店舗の特性を考慮して、総菜売場を強化する。単身世帯向けに生鮮も小容量商品を主とした品揃えをする。

青果売場では、「カットフルーツ&フレッシュサラダ」コーナーを展開。単身世帯の多い地域であることから、少容量の売場比率を通常店舗より広げ、大容量商品の品揃えは最低限に絞る。

鮮魚部門では、限られたスペースの中でも多段ケースを6段使用にすることで、品揃えを確保する。「干物」「塩さけ」「うなぎ」の冷凍販売にも取り組む。またスペース的に対面の「おさかなキッチンコーナー」を設置できないため、「まあじ3枚卸」「まいわし開き」「するめいか輪切り」「さんまの頭・ワタ抜き」などの商品を定番として品揃えしていく。「煮魚・焼魚」コーナーは、1階総菜売場に隣接して設置する。専用のコンベクションオーブンも総菜作業場内に設置する。

精肉売場では、簡単で時間短縮ができるレンジアップ商品を売場中程で生食商品と隣接させながら訴求する。また、地域特性に合わせ、使い切り少量商品の品揃えの比率を通常店舗より拡げ、主力アイテムは閉店時まで品揃えする。肉総菜の「グリルキッチン」は1階の総菜売場内で販売する。

総菜売場は、作業場を大きく開口し、グリドルや焼きとり焼き台を売場から見えるところに設置することで、ライブ感や手づくり感がアピールしていく。また平日と週末で売場に変化をつけて顧客のライフスタイルニーズに対応していく。

ベーカリー売場も作業場内が見えるようにする。地域特性や昼食需要に合わせ、好評の窯焼きピッツァ、店内製造のサンドイッチ、調理パン、スイートドーナツを充実させる。そして食パンの少量規格も品揃えする。

西荻窪駅南店の開店で、サミットの店舗数は東京都86店舗、神奈川県15店舗、埼玉県13店舗、千葉県5店舗の119店舗になる。

■サミットストア西荻窪駅南店
所在地/東京都杉並区西荻南3丁目8番17号
建物/地下1階・地上11階建て(売場は1・2階)
売場面積/788㎡(238坪)
バックヤード面積/715㎡(216坪)


駐輪台数/80台
営業時間/9:00~23:00
年間休日/年3日(予定)
年商目標/19億円
店長/奥野英男 (おくのひでお)
従業員数/96.9人 (正社員22.5人、パートタイム・アルバイト社員74.4人)
※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算

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