イオンモールnews|(仮称)ノリタケの森プロジェクト’21年秋開業

イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)は、名古屋市西区則武新町に2021年秋開業予定でオフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」の開発を進めている。このプロジェクトはイオンモールのこれまでの施設とは異なる新たな商業施設の開発と、“働く人と企業の成長を支えるオフィス”を融合する事業フォーマットの構築を目指すものだ。

敷地面積は1万7545坪で、6階建ての施設になる。延床面積は4万2350坪。1階から3階が商業施設で賃貸面積は1万1193坪、4階から6階のオフィスは同じく6655坪。

新施設の全体コンセプトは「自然と自然になれる場所」。プロジェクトでは、来街者、生活者だけでなく、オフィスワーカー、従業員にむけた新たなヘルス&ウエルネス創出の提案を行っていく。

商業施設では「Health=ココロとカラダを、楽しく元気に」「Wellness=感動と癒しが、広がる空間」をテーマに、専門店と連携して新たな「ヘルス&ウエルネス」を提案する。大型クリニック、ABC Cooking Studioグループの新業態「Healthy Kitchen」、コニカミノルタプラネタリウムのほか、トランスレーションが溶岩石ホットヨガとフィットネススタジオを併設した新業態で出店する。

食ゾーンでは食物販専門店やレストラン、カフェ、フードコートを備え、オフィスワーカーからファミリーまで幅広いお客に応える。フードコートは全開放型のサッシを採用することで、外部テラスと一体化させる。飲食ゾーンも自然環境を取り入れることで、外部と緩やかにつながるような憩いの場をつくる。

イオンモールではオフィス複合型を展開するにあたり、オフィスのブランドとして「BIZrium(ビズリウム)」を新たにつくった。そのロゴマークは、「働く」を意味する「BIZ」と心地よい空間を想起させる「rium」が溶け合うイオンモールのオフィス理念を表現している。

1号店として開業する「BIZrium名古屋」では、商業施設併設ということから、出勤から帰宅までの1日の動線の中にワークとライフをシームレスに融合させることができ、時間を有効かつ効率的に使える。託児所があり、クリニックがあり、理美容サービスやリペアサービスがあり、ショッピングができる。

また北側隣接地に立体駐車場(約700台)を整備し、そのうち約350台分はオフィス用の月極駐車場とすることが計画されている。

(仮称)則武の森プロジェクトは、名古屋駅から徒歩12分、亀島駅から徒歩6分、栄生駅から徒歩10分と主要三駅からアクセス可能な好立地に開発される。都市型モールとしての文化性・利便性に加え、ビジネス拠点としての機能も取り込み、新たなランドマークとして名古屋の魅力度向上に寄与できる施設づくりを目指していく。

■(仮称)ノリタケの森プロジェクト
所在地/愛知県名古屋市西区則武新町三丁目
敷地面積/約5万7000㎡
延床面積/約14万㎡
総賃貸面積/商業施設約3万7000㎡()、オフィス約2万2000㎡()
建物構造/鉄骨造6階建て(立体駐車場7階建て)
駐車台数/約2100台
開店予定日/2021年秋

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