H2Onews｜阪急うめだ本店地下2階に｢コミューナルフードマーケット｣開設

エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)は 3月31日(水)、阪急うめだ本店の地下2階食品売場に新たなコンセプトの「コミューナルフードマーケット」をオープンする。売場面積は91坪。

同店では2019年10月から持続可能な「食」の未来を実現する、環境保全・地域創生・継承の３つを理念に、つくり手の思いが込められた素材と、そこから生まれたおいしいものを紹介する「Hankyu PLATFARM MARKET」を毎月開催している。この活動をふまえて、新たな食へのアイデアや人々のつながりが日々生まれる世界を創出すべく「コミューナルフードマーケット」を開設した。

新しい売場はミルク、コンフィチュール、あんこ、ピーナッツの専門店といった4つの新ブランドを含む計7ブランドで構成される。

コンフィチュールは、砂糖で浸出させた果汁を煮詰めて果肉を漬ける、もしくは 果物を砂糖と一緒に煮詰める製法の保存食のこと。ジャムのこと。

売場の中央に配置する “コミューナルテーブル” では､素材の物語や楽しみ方を知るイベントを開催し､つくり手と顧客がリアルでもオンラインでも触れあい､コミュニケーションをとることができる売場とする｡

新規出店する店舗は以下の通り。
•｢CRAFT MILK SHOP(クラフトミルクショップ｣は、全国の小規模牧場産のこだわり牛乳とその加工品を集めたハイエンドな乳製品のセレクトショップ。
•コンフィチュール「FLAVEDO(フラベド)｣ は、契約農家から仕入れた、その時一番おいしい状態の果物からつくられたコンフィチュールとそのコンフィチュールを使用した焼き菓子やスイーツが楽しめるショップ。
•｢京らく製あん所｣は “餡(あん)”の魅力をもっと若い世代にも楽しんでほしい。そんな思いで立ち上げたブランド。どらやき、白玉しるこ、ソフトクリーム、最中などが楽しめる。
•ピーナッツショップ「Dore(ドレ)｣ では生産量日本一の千葉県八街市産のコクと旨みのある落花生(ピーナッツ)を使用したアイテムが揃う。ローストした八街の落花生をその場でピーナッツバターとして販売する。

既存のショップは、フランス中西部エシレ村のエシレバターと、それを使用した焼き菓子を販売する「エシレ・マルシェ オ ブール｣、サステナブルコーヒーショップ「ロイヤルフレーバー｣、蜂蜜専門店「ミールミィ｣で、変わらず営業する。