イオンモールnews|インドネシア1号店「BSD CITY」第1期改装開業

イオンモール(株)(千葉県千葉市美浜区、岩村康次社長)は、今春から秋にかけてインドネシアの「イオンモールBSD CITY」の大規模なリニューアルを計画しているが、4月30日(金)、第1期のリニューアルを実施してオープンする。

同モールは、イオンモールのインドネシア第1号店として、インドネシア国バンテン州タンゲラン県(ジャカルタ市から東へ約25㎞)に2015年5月にオープンし、今年で6年目になる。開業以来初の大型リニューアルで、今春から段階的に専門店約90店舗を刷新する。

今回の第1期リニューアルでは「Quality Life」をコンセプトに、日々の暮らしをより上質でオシャレに演出するファッション、コスメ雑貨、グローバルブランドのほか、国内で人気のカフェなど新店32店舗を含む53店舗を一新する。

ファッションでは、アメリカ・LA発のグローバル・ライフスタイルブランド「GUESS」がレディス雑貨や服飾を専門に取り扱う新フォーマットとしてオープンする。インドネシア国内の人気ジュエリーショップ「Frank&co.」、ドバイ発のファストファッションブランド「max Fashion」、イギリス発のマタニティ・ベビー・キッズ用品専門店「mothercare」なども出店する。

コスメ雑貨では、アメリカ発のバス・ボディケア用品専門店「Bath & Body Works」、韓国チェジュ島の自然の恵みを使用した人気化粧品ブランド「innisfree」が新規出店する。

軽飲食・カフェでは、オーストラリア発の生ジュース・スムージー専門店「BOOST」がオープンし、さまざまな果物や野菜、ヨーグルトなどをブレンドした栄養価の高いドリンクを提供する。インドネシア国内で人気のカフェダイニング「nanny’s Pavillion」「Social affair」も出店する。

施設面では、約1000台を収容するモール直結型立体駐車場を新設する。1年の半分が雨季(11月~4月)という気候特性に合わせ、天気を気にせず快適に館内へアクセスできる環境を整えた。総駐車台数は2800台(立体駐車場2200、平面駐車場600台)。また、メインエントランスの車寄せエリアを拡充し、最大24台が同時に一時駐車することが可能になった。

国民の約8割を占めるイスラム教徒の顧客が快適に礼拝できるよう、館内3カ所のムシュラ(祈祷室)の内装を刷新する。また、館内トイレも木目や白タイルを基調としてスタイリッシュで清潔感のある内装に仕上げた。

技術面では、3つのデジタライゼーションに取り組む。

第1はフードコート オーダリング システム(Food Court Ordering System)の導入。
顧客はアプリから直接オーダーすることができる。店舗に行って並ぶことも待つことも不要になる。既存のPOSシステムとこのアプリを連携させることで可能になった。また、イオンのE MoneyにGOPAYを追加したことで、人と人と の接触を最大限削減することができるようになる。

第2は、AEONMALL TV Channelの導入。
イベント情報や専門店の商品やお買い得情報、モールからのお知らせを動画で配信する。これまでイオンモールの館内でしか体験できなかったイベントが、AEONMALL TV Channelを通じて顧客のスマホで”いつでも・どこでも”楽しめるようになる。

第3は、E-voucher の利用促進。
これまで、“紙”を利用していた Voucher を、このアプリ内で取得できるE-Voucherにシフトする。また、取得方法もルーレットを使用したものや、買物で取得したポイントを利用するなど多様化する。

■イオンモールBSD CITY
所在地/インドネシア共和国バイテン州タンゲラン県BSDシティ区
責任者/イオンモールBSD CITY ゼネラルマネージャー Amelia
専門店数/約310店舗
核店舗/イオンBSD CITY
準核店舗/H&M、ユニクロ、シネマ21、アマゾン(大型アミューズメント施設)
敷地面積/約10万㎡(3万250坪)
延床面積/約17万7000㎡(5万3543坪)
総賃貸面積/約7万7000㎡(2万3293坪)
駐車台数/約2800台
駐輪台数/約2300台
営業時間/専門店 10:00~22:00
レストラン街 10:00~22:00
シネマ 10:00~25:00
イオンBSD CITY 8:00~22:00
休業日/年中無休

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