ワークマンnews|初の路面店「#ワークマン女子南柏店」6/17開設

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は6月17日(木)、千葉県流山市に初のロードサイド店「#ワークマン女子南柏店」をオープンする。

「#ワークマン女子」の売場構成は女性4割、男女兼用(アウトドア上着、レインスーツなど)2割、男性4割で、作業服は扱わない。モール店では女性客が7~8割を占めているが、男性製品の売上げは売場面積に比例して4割を占める。現在5店を運営しているが、当初予想を上回る好業績を上げているという。「#ワークマン女子」店は今後10年で400店、20年で900店を全国展開する計画で、そのカギを握るのが路面店によるフランチャイズ展開だ。そこで、直営店として出店する南柏店では、店舗や運営の標準づくりの検証する。

主な検証は3つ。
1.今後の路面店の大量出店に備えて、品揃えの標準化と作業マニュアルを完成させるための実証を行う。すでに5モール店ででき上がった品揃えと作業マニュアルが路面店に適用できるかを検証していく。

2.作業客から一般客が増えて駐車場が混雑して不便になったという声があるため、周辺のワークマンとWORKMAN Plus店から一般客をどれだけ吸収できるかの検証を行う。

3.女性が7~8割を占める「#ワークマン女子」モール店に比べて、男性客をどのくらい増やせるかを検証する。
これらの検証を9月までに行い、結果を踏まえて標準化し、「#ワークマン女子」盛岡南店に反映させる。

 

また、南柏店はインスタ、YouTube、Twitter等のSNS投稿と口コミで顧客が顧客を呼ぶ「循環型SNS集客」店舗を目指す。オリジナルゆるキャラ「わくこ」を描いたフィッティングルームや鏡、デザイン外壁、「#足元倶楽部」用のデザイン床など、投稿したくなる仕掛けを店舗に施す。試着中に子どもが遊べる「ママ楽」子連れフィッティングルームを設ける。

「#ワークマン女子」路面店の今後の出店は、9月に盛岡南店、10月に長岡川崎店、11に月前橋吉岡店と水戸元吉田店が予定されている。売上高は、南柏店や盛岡南店などの単独路面店が初年度2.5~3.0億円を、グループ企業カインズなどのショッピングセンター内敷地の店舗は初年度3.2~4.2億円を目指していく。

 

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