三井不動産news|「ららぽーと福岡」に名称決定/2022年春開業

三井不動産(株)(東京都中央区 菰田正信社長)は、福岡市博多区青果市場跡地で開発を計画している商業施設の名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」に決定した。

この施設は、三井不動産、九州電力(株)(福岡市中央区、池辺和弘社長)、西日本鉄道(株)(福岡市博多区、林田浩一社長)が共同で設立した博多那珂6開発特定目的会社が福岡市青果市場跡地を取得して事業を推進している。


〈ららぽーと福岡の外観:イメージ〉

三井不動産が国内外で展開するリージョナル型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと」は、今回が九州初進出となり、開業は2022年春を予定している。

ららぽーと福岡は幹線道路の筑紫通りに接しており、施設内にはバスターミナルも新設される予定である。JR鹿児島本線「竹下」駅からも徒歩9分の立地で、公共交通機関のアクセスもよい。また、国内外からの広域交通拠点である福岡空港、博多駅と近接するだけでなく、各方面からの新設バス路線も計画中だ。

多様な人々が集い出会う多彩な“パーク”(広場)をはじめとして、コミュニティの拠点となる活気あふれる空間を施設全体に創出し、福岡市における新たな拠点として、魅力的なまちづくりに貢献していく。具体的なパークの計画や導入コンテンツについては、今後順次公表していくが、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」と日本最大級の木育・多世代交流施設「おもちゃ美術館」も九州初進出をはたす。


ららぽーと福岡の広場:イメージ〉

「キッザニア」は、3歳から15歳の子どもを対象にした職業・社会体験施設。そのコンセプトは、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を合わせた「エデュテインメント」。現実社会の約3分の2サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスを体験することができる。

「おもちゃ美術館」は、アナログのおもちゃが約8000点展示されている体験型ミュージアム。グッド・トイ受賞作や木育おもちゃ、大人も楽しめるボードゲーム、福岡の伝統玩具などで実際に遊ぶことができる。福岡県産の木がふんだんに使われた館内には、全国のおもちゃ作家の作品が並ぶミュージアムショップや日本を代表する家具産地である大川エリアの職人とコラボレーションしたギャラリーも併設される。遊びの案内人として館内で活躍するボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」を養成し、開館までに約200名が誕生する予定だ。

■三井ショッピングパーク ららぽーと
福岡事業者/博多那珂6開発特定目的会社
所在地/福岡市博多区那珂六丁目351番他(福岡市青果市場跡地)
構造規模/店舗棟 鉄骨造地上5階、地下1階建
立体駐車場棟 鉄骨造地上7階建2棟ほか
敷地面積/約8万6600㎡(2万6197坪)
延床面積/約20万6400㎡(6万2436坪):立体駐車場棟を含む
駐車台数/約3050台
交通/JR鹿児島本線「竹下」駅徒歩9分
スケジュール/建築着工 2020年11月
竣工・開業/2022年春(予定)
設計会社/竹中工務店
施工会社/店舗棟 竹中・南海辰村・西鉄建設・小林・坂下 建設共同企業体
立体駐車場棟 大和リース
デザイン/外装 ノンスケール(株)
ランドスケープ (株)スタジオゲンクマガイ
内装環境 (株)丹青社

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