良品計画news|「無印良品 東武動物公園駅前」(埼玉県南埼玉郡)9/16開設

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)は9月16日(木)、「無印良品 東武動物公園駅前」を埼玉県南埼玉郡にオープンする。隣接する(株)東武ストア(東京都板橋区、土金信彦社長)が運営するスーパーマーケット「東武ストア 東武動物公園駅前店」との協業を通じて、地域活性化の一助となることを目指す。

「無印良品 東武動物公園駅前」は、敷地内に設けられた約1200㎡の芝生広場「みんなの広場」の活用事業を東武鉄道(株)から受託し、企画運営を代行する。

ピクニックや休息のために自由に開放するほか、地域の人々が自然に集まってくる場所として活用する。ラジオ体操やマルシェ、広場を起点とした地域の清掃活動など、生活に根差した定期的な活動を計画している。また、ヨガ教室や子どもの見守り自然学校、大学生による活動・作品発表会、イルミネーションなど、地域の人々が主体となって運営・開催するイベントをサポートする。

同店には3つの新機能をもたせる。

第1は、「みんなの台所 ―食事業創出を目指すシェアキッチン―」の設置。
豊かな自然に囲まれ、農や食の分野で創業意欲の高い人々が多いこのエリアで、飲食店の立ち上げや菓子の製造販売にチャレンジしたい人を支援することを目的とする。飲食店営業・菓子製造の許可申請に必要な設備も整える。「地域となにかを生み出す場所」というコンセプトのもと、この分野の情報発信の場としても役割を担い、地域の農産物も活用した新たな事業を生み出し、育てる体制を築いていく。

第2は、「Open MUJI学び舎(まなびや)―学び・体験を促すレンタルスペース―」の設置。
宮代町、杉戸町合同で行っている起業支援活動によって、「好きや得意を商いにする」人がこの地域には多く生まれている。そのような特性を生かして、誰もが自由に利用できるレンタルスペースを展開する。例えば、こども向けの絵本の読み聞かせや地元の農家による食育トークイベント、学生による作品展示会など、地域発信の「学び」「体験」を地域と一緒に考え、表現できる場を育てていく。

第3は、「まちの案内所 ―まちの魅力を伝える情報発信拠点―」の設置。
宮代町、杉戸町には、東武動物公園やコミュニティセンター進修館、宿場町の面影が残る街並みが点在している。その各拠点と連携して、この地域ならではの魅力と楽しみ方を案内できるまちの情報発信拠点を目指す。
「TOBUKO to GO」マップを店内に設置し、周辺のスポットや店、活動、イベントなど、地元スタッフだからこそおすすめできる情報を提供する。

■無印良品 東武動物公園駅前
所在地/埼玉県南埼玉郡宮代町中央1丁目2番1号
売場面積/1989.54㎡(602坪)
オープン予定日/2021年9月16日(木)
営業時間/9:00~21:00

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