セコマnews｜道産木材を活用した｢セイコーマート平岸高台店｣12/16オープン

(株)セイコーマート(札幌市中央区、赤尾洋昭社長)は12月16日（金）、札幌市豊平区平岸に道産木材を活用した「セイコーマート平岸高台店」をオープンさせた。柱や梁などの主要構造部に、北海道産のカラマツを使った集成材を100％使用している。セイコーマートとして初めての取り組みになる。

構造部における道産木材使用量は18.74㎥で、樹木成長過程で吸収した17.8tのCO2が大気に放出されず貯蔵されていることになる。道産以外の木材も含めたCO2貯蔵量24.4ｔ、製造時に発生するCO2（10.6t）を差し引いて、13.8tのCO2削減になる。従来の軽量鉄骨造店舗では、14.44tのCO2放出だったため（セコマ数値）、差し引き28.2tのCO2放出抑制効果があったと試算している。

店内のカウンターにも道産カラマツを使った内装材を使用しているが、基本的な内外装は通常の店舗と同じ仕上げとなっている。同社では構造部に道産木材を使った、環境へ配慮した建築物であると同時に北海道産木材の活用にもつなげることができるとみている。

セイコーマート店舗数は同店の出店により、北海道1082店、茨城県86店、埼玉県9店 (2022年11月末時点）となった。

■セイコーマート平岸高台店
所在地／札幌市豊平区平岸4条13丁目11番1号
営業時間／6：00～24：00
店舗面積／180.4㎡（55坪）
売場面積／117㎡（35坪）
駐車場台数／12台
使用木材／北海道産のカラマツ、その他