ローソンnews|向ヶ丘遊園南店を「LAWSONマチの本屋さん」に1/17改装

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は1月17日(火)に、神奈川県川崎市にある「ローソン向ヶ丘遊園南店」を「LAWSONマチの本屋さん」として、リニューアルする。店舗では、おにぎり・弁当・ベーカリー・デザート・飲料など通常のコンビニエンスストアの品揃えに加え、約6000タイトルの本・雑誌を取り扱う。

「LAWSONマチの本屋さん」は日本出版販売(株)とローソンが連携して展開する書店併設型店舗のブランド。2021年6月に埼玉県狭山市に1号店をオープンした。向ヶ丘遊園南店は5店舗目であり、神奈川県では初めての出店となる。ローソンの書店併設型店舗としては25店舗目になる。

「LAWSONマチの本屋さん」の書籍・雑誌カテゴリーの合計売上高は導入前に比べて平均で約20倍となり、女性顧客の来店が約1~2割増える。家族連れやシニア客の来店も増えることで、絵本や文庫本などが通常のローソン店舗に比べて売れる傾向にある。また、本・雑誌と一緒に、フライドフーズや、デザート、「まちかど厨房」の弁当、サンドイッチなどを合わせて購入する顧客も多い。たとえばLAWSONマチの本屋さん「ローソン江津敬川店」のリニューアルオープンでは約1カ月間の日販は前年対比で約4割増となっている。

2000年代以降、電子書籍の普及などから書店の数が減少し、書店のない自治体が増加している。向ヶ丘遊園駅周辺には現在書店がない。川崎市の人口1000人当たりの書店坪数は約2.9坪で、全国平均の約9.7坪に比べて約6.8坪少ない。さらにコロナ下にあって余暇時間を自宅で過ごすなどのライフスタイルの変化により、近隣で本を購入したいニーズが高まっている。ローソンの2022年11月の書籍カテゴリーの売上高は前年同期間と比べて約3割増で推移しているという。

ローソンでは、2014年から、地域の書店とコラボレーションした“書店併設型店舗”の展開も開始している。

■LAWSONマチの本屋さん ローソン向ヶ丘遊園南店
リニューアル完了日/2022年1月17日(火)
所在地/神奈川県川崎市多摩区登戸2755
売場面積/412.7㎡(約125坪)、うち書店部分84㎡(約25坪)
営業時間/24時間
主な取扱い商品/おにぎり、弁当、調理パン、ベーカリー、デザート、ファストフーズ、まちかど厨房、飲料、酒類、日用品など約3500種類、雑誌、コミック、絵本、文庫本、小説、ビジネス書、新書など約6000タイトル

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