静鉄ストアnews｜しずてつストア富士吉原店で｢とくし丸｣10号車2/9運行開始

(株)静鉄ストア(静岡市葵区、森下登志美社長)は、2月9日(木)、静岡県富士市浅間本町にある「しずでつストア富士吉原店」で、移動スーパー「とくし丸」10号車を開業する。10号車は富士市の吉原・中里を中心としたエリアを運行する。同社では2022年6月に「とくし丸」1号車を沼津市の大岡店で開業した。富士市内での運行は富士駅南店に続き、2台目となる。

販売エリアの調査をしたところ、比較的買物に行きやすい市街地エリアで高齢者の多くが買物に困っていることがわかった。「免許を返納してしまい、買物に行くのが難しい」「大型化したスーパーの広い店内を歩いて多くの商品から選ぶのが疲れる」「商品が重く少しの距離でも持って帰ることがしんどい」といった声があった。

富士市は高齢化率が31.3%であり、静岡県の推計によると、高齢化率は今後も上昇することが見込まれている。

とくし丸は生鮮品、食料品、日用品など約300品目、1200点の商品を積んで、毎週2回決まったコースを巡回して販売する。