トライアルnews|3/21 「スーパーセンタートライアル伊達保原店」オープン
(株)トライアルホールディングス傘下の(株)トライアルカンパニー(福岡県福岡市、石橋亮太社長)は3月21日(火)、「スーパーセンタートライアル伊達保原店」を福島県伊達市にオープンした。福島県で7店舗目、スマートストアとしては県内2店舗目(全国143店舗目)となる。
伊達保原店の立地は住宅と農地、事業所が混在する平野部。伊達市役所から西に1km弱と中心部に近い。同店の半径500m圏内にはヨークベニマル保原店、リオンドール保原店が出店している。
トライアルではスマートストアを、小売りに特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買い物カート「スマートショッピングカート」等、同社が独自開発したIoT技術やAI技術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験の提供および効率的な運営を図る店舗形態と位置付けている。
「スマートショッピングカート」は、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するスキャナーで顧客自らが商品バーコードを読み取ることで通常のレジでの商品登録や会計の手順を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができるのが特徴。
小柄な方、高齢者も含むさまざまな顧客に対応した購買体験の向上を意識し、「軽い」「画面が見やすい」、かつ「商品を入れやすい」設計となっていて、また商品のスキャン漏れを防止する自動検知アラーム装置や、顧客属性や購買履歴などのデータを活用して、一人ひとりに最適な商品をAIが選択し、タブレット上で表示するレコメンド機能も搭載されている。国内では86店舗目の導入。伊達保原店は100台導入された。
同店の商品構成はスーパーセンターとして、食品、衣料、家電までのフルラインをワンフロアで揃える。食品売場では生鮮は福島県、茨城県産の野菜、精肉は福島牛、東北産六花牛の各種部位を揃えるなど地元産の商材を取り入れる。惣菜売場ではご当地商品として柳津⾵ソースカツ丼や⽣パン粉を使⽤した店内手作りのメンチカツを展開するなど日常の食に対応した売場づくりとなっている。
■スーパーセンタートライアル伊達保原(だてやすはら)店
所在地/福島県伊達市保原町上保原37-1
開業日/2023年3月21日
営業時間/24時間(医薬品売場は9:00~21:00)
駐車場/310台