コープさっぽろnews|「コープさっぽろ きたひろしま店」6/30改装開業
生活協同組合コープさっぽろ(札幌市西区、大見英明理事長)は6月30日(金)、「コープさっぽろ きたひろしま店」をリニューアルオープンする。これでコープさっぽろの店舗数は108店舗になる。
同店では、地域社会の問題解決に向けたSDGsの一環として、「ぶこつ果物」と呼ばれる規格外品の野菜や果物を取り扱う。
曲がったきゅうりや小振りの人参など、これまで見た目の問題で廃棄されることが多かった野菜や果物を商品化し、食品ロス削減に取り組む。また、冷凍商品需要の高まりに対応して、畜産や水産の冷凍品や真空冷凍品なども強化する。
生鮮素材を活用した商品やデリカコーナーを中心に、すぐ食べられる商品の充実を図り、新商品も多数取り揃える。
新商品としては、「みそチーズドレッシングのケールサラダ」「糀豆乳マヨのポテサラ」などの発酵食品を使った「糀郎(こうじろう)」シリーズや、衣をひとつひとつ手付けして店舗で揚げた「北海道産ほっけフライ」や「北海道産チキンかつ」などの「あげ丸(あげまる)」シリーズを導入する。
また、和菓子スイーツの新ブランド「いなぞう」シリーズも新たに取り扱う。このシリーズでは、トドック型の人形焼とどらやきを組み合わせた「布団がふっ飛んだ!トド焼き」や、あんみつや白玉などを取り揃える。
なお、「いなぞう」のネーミングは、コープさっぽろの初代理事長である高倉新一朗氏の大師匠である新渡戸稲造に由来している。社会事業や相互扶助の考えに大きな影響を与えた新渡戸稲造に敬意を表して付けられた。
さらに、店舗内には「トドックステーション」と呼ばれる交流施設が併設される。これはコープさっぽろの店舗としては6店舗目の導入で、全道27カ所で展開されている。地域の人々が集まり、交流できる場として、これまで多くの親子連れに利用されている。
■コープさっぽろ きたひろしま店
所在地/北広島市中央3丁目2-4
営業時間/9:00~22:00
駐車台数/279台(敷地内)
延床面積(1F売場面積)/約2225㎡(673坪)