ワークマンnews|24年2月「#ワークマン女子」沖縄初出店/東アジア旗艦店
(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は2024年2月に「#ワークマン女子イオンモール沖縄ライカム店」を沖縄県に出店する。「女子」としては県内初出店。売場面積は220坪で全国最大。初年度の売上目標は国内最高の6億2000万円。
同店は広い売場を確保するために、別棟のVillage Cに出店する。同店には人気の機能性シューズ専門店「WORKMAN Shoes」を併設する。
同社では、女子の単独路面店とSC敷地内の路面出店が軌道に乗った(毎年30店の出店)段階で、次の海外進出に着手する計画をしている。#ワークマン女子沖縄ライカム店は海外進出の「インフラ」を作るための東アジアの旗艦店と位置づけられている。
海外店舗の販促は、国内同様にSNSのアンバサダーが主体となって展開される。同店では台湾や韓国からのインバウンド客がインスタ投稿したくなるフォトスポットを作り、投稿内容を見たワークマンのファンがアンバサダーになってもらうように勧誘も行う。
海外アンバサダーは毎年東京で国内アンバサダーと有力インフルエンサー向けに開催される「新製品発表会」(アパレル業界最大の個展)に招待して交流を深める機会を持つ。将来は国内アンバサダーと同様に製品開発に参画して、台湾や韓国向けのオリジナル製品のアイデアを出してもらう。なお、#ワークマン女子沖縄ライカム店の開店前日の「店舗内覧会」には台湾のマスコミも参加を予定している。
沖縄は台湾と同じように、夏物衣料が12月まで売れるので、長めの夏物供給体制をとる必要がある。沖縄での#ワークマン女子の成功は台湾への進出のハードルを下げる。一方で韓国は日本以上に寒いので、防寒衣料が売上げに大きく貢献する。海外で夏物と冬物の強さを発揮できれば、広い国土で両者が必要な中国進出への道も拓けてくるという考えだ。
■#ワークマン女子イオンモール沖縄ライカム店
所在地/沖縄県中頭郡北中城村ライカム1番地 イオンモール沖縄ライカム 別棟 illage C
オープン日/2024年2月予定
売場面積/220坪