ユニクロ最大上海旗艦店に世界ブランド集結

ジーユー（GU）が

海外初の店舗を上海にオープンする。

今年秋に開店。

ユニクロのグローバル旗艦店「ユニクロ上海店」。

 売場面積約2,430坪の

世界最大のユニクロ店舗。

その地下1階に入る。

ジーユーの店舗面積は約300坪。

ジーユーはファーストリテイリングのグローバルブランド。

グローバルブランドには他にも、

コントワー・デ・コトニエ（Comptoir des Cotonniers）、

プリンセス タム・タム（Princesse tam.tam）、

プラステ（PLST）があり、

今回はこの4ブランドが同時に進出する。

各ブランドとも中国大陸進出は初めて。

今回の決定に、

ファーストリテイリングがジーユーに賭ける意気込みが伝わってくる。

ジーユーは、

ユニクロ事業のSPA（アパレル製造小売企業）のノウハウで

低価格なアパレルを展開。

2013年2月末現在の店舗数は197店舗。

2013年8月期に売上高800億円を見込む。

コントワー・デ・コトニエは、

フランスのブティックが発祥の婦人服のブランドで、

フランス以外のヨーロッパ諸国、日本、韓国、米国など12カ国で

2012年2月末現在、383店舗を展開。

プリンセス タム・タムは、

やはりフランス発のランジェリーブランド。

ランジェリー、ホームウエア、水着を手掛け、

フランス、ドイツ、ベルギー、日本の4カ国で

計153店舗を展開（2013年2月末現在）。

そして、プラステは

2002年に日本で誕生した上質なカジュアルブランド。

2013年2月末現在の店舗数は50店舗だ。

2013年2月末の海外店舗数は

ユニクロ事業が359店舗。

最多は中国の182店舗、続いて韓国の91店舗。

その他、台湾27店舗、香港16店舗、イギリス10店舗などとなっている。

今回の4ブランドにセオリーを加えると、

グローバルブランド事業の海外店舗数は

1121店舗だ。

したがって、

ファーストリテイリングの海外店舗数は1480店舗。

もう国内ユニクロ店舗847店舗を超えている。

売上高のシェアをみると、

2012年8月期で国内ユニクロ事業が66.8%の6200億円、

海外ユニクロ事業が16.5%で1531億円、

グローバルブランド事業が16.5%で1530億円となっている。

ユニクロ事業と異なり、

グローバルブランド事業は

国内と海外の区別をしていない。

だから「グローバルブランド」。

日本発のグローバルブランドへ。

ファーストリテイリングの勝負どころだ。

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