イオンモールnews｜｢甲府昭和｣1.5倍に拡張して11/23改装オープン

イオンモール(株)（千葉市、吉田昭夫社長）は「勤労感謝の日」の11月23日（木）に、「イオンモール甲府昭和」（山梨県中巨摩郡）を増床しリニューアルオープンする。

同モールは2011年3月に開業した。2016年9月からは、これまで駐車場として利用していた敷地南側に、既存棟と接続する形で増床棟を新設する工事に着手してきた。増床棟は延床面積が約3万7000㎡、総賃貸面積が約2万2000㎡。これによってモールは1.5倍の規模となる。なお既存棟も専門店の入れ替えや、移転、改装が行われ、11月23日に全館グランドオープンする。

リニューアルでは、要望の多かったトレンドファッションやライフスタイル提案型専門店を導入する。趣味や余暇を楽しむエリアを設け、地域住民のニーズを満たす「サードプレイス（家庭・職場に次ぐ第3の場所）」としての商業施設を目指す。

改装後、モールは6つのエリアで構成される。
第１は「トレンド＆ワールドファッションエリア」。山梨県初出店の「H＆M」「ZARA」「GAP」のグローバルブランドを揃える。また「無印良品」は山梨県内最大規模となる。デイリーウェアや雑貨を扱う「niko and…」は、カフェを併設する。

第２は「食のコミュニティパーク “KOMOREBImarche（こもれびマルシェ）」。地域食材を提供する産直やエリア初出店の専門店を融合した“食”のエリアを新設する。ここには山梨県初登場となる「ABCクッキングスタジオ」が入る。

第３は「メンズ＆ユニセックスエリア」。紳士・ユニセックス専門店を拡充し、ビジネスシーンに対応する「オリヒカ」や「THE SHOP TK」などが山梨県への初出店となる。

第４は「ホビー＆カルチャーエリア」。家電専門店の「ノジマ」、イオングループ書店の「未来屋書店」、手芸店や旅行代理店、各種教室など、趣味とカルチャー関連の専門店を集結させる。

第５は、「キッズパーク」。イオンの大型キッズ専門店「キッズリパブリック」を核に、キャラクター雑貨やファッション専門店、さらにキッズ広場を加えた“遊び”の空間を設け、親子三代で楽しめるエリアとする。

第６に、「スポーツ／ヘルス＆ビューティエリア」。ここでは、大型スポーツ専門店「スポーツオーソリティ」がボルダリング施設を併設した最新店舗を展開する。

リニューアルでは、全体の約80％となる136店舗を刷新する。うち、75店舗は新店で、甲信越初出店は21店舗、山梨県初出店は35店舗となる。

核店舗の総合スーパー「イオン甲府昭和」は、「イオンスタイル甲府昭和」として刷新され、11月10日に先行オープンする。コンセプトは、“子どもに関する「モノ」「コト」のさらなる充実”と“その場で食べておいしいデリカ”の新提案。

リワードキッチンやピッツアソリデラ、Sandwich Shopなど食のMD強化に加え、イートインスペースを50席設ける。3階のキッズ売場は「キッズリパブリック」を核に3割ほど広げるなど、イオンリテールの最新MDを展開する。

■イオンモール甲府昭和概要
所在地／山梨県中巨摩郡昭和町飯喰1505-1
敷地面積／約11万9000㎡
延床面積／約10万9000㎡（増床棟は約3万7000㎡）
総賃貸面積／約7万㎡（増床棟は約2万2000㎡）
＊立地法に基づく店舗面積4万5600㎡、増床棟は1万7600㎡
専門店数／約180店舗（増床棟には約50店舗）
駐車台数／約3530台
従業員数／約2300名（内、イオンスタイル甲府昭和店は約400名）
営業時間／専門店10:00～22:00
イオン8:00～23:00（1F食品売場）
イオン9:00～22:00（1F食品以外、2F、3F）
レストラン11:00～23:00
シネマ9:00～24:00
休業／年中無休

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