ユニクロ、バングラデシュに進出 2店開店
世界14カ国で展開する「ユニクロ」。
7月5日に15カ国目となるバングラデシュに進出した。
バングラデシュは労働コストが
中国よりも安い。
だから近年、
繊維メーカーや服飾工場が増加している。
しかし、ユニクロは製造だけでなく、
販売店舗まで展開させた。
世界的なアパレルブランドでは初となる。
バングラデシュでの店舗名は、
「Grameen UNIQLO」グラミン・ユニクロ。
首都ダッカに2店舗同時オープンした。
店舗サイズは90㎡。
通常のユニクロ店舗と比較すると、
かなり小さい。
さらに商品ラインアップは主にメンズ。
バングラデシュではイスラム教の影響で
女性たちは衣料品に関し、保守的。
まだまだ伝統的な衣類を好む。
ターゲット顧客は勢力を拡大しつつある中流層。
スリムジーンズが税抜き価格990タカ(約1300円)、
半袖シャツが890タカ(約1150円)。
最低賃金が1カ月38ドルの低所得者層にはハードルが高い。
それでも、なるべくたくさんの人の手に届くように、
価格帯は190~1190タカ(約250~1500円)に抑えた。
なお、「グラミン・ユニクロ」は
商品の素材調達から生産、物流、販売まですべて
バングラデシュ国内で行えるような
システムを確立。
バングラデシュのユニクロは
SPAにさらに社会貢献を組み込んだ、
この土地に合ったビジネスモデルをスタートさせた。
グラミン・ユニクロHP→ http://www.grameenuniqlo.com/jp/index.html
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