近鉄百貨店news|大阪「上本町店」2018春改装はニトリEXPRESS&食強化
(株)近鉄百貨店(大阪府大阪市、髙松啓二社長)は、「近鉄百貨店上本町店」の大規模なリニューアルを2016年から継続的に実施している。 総投資額は約2億円。増益目標は約1億円だが、これらの改装効果で、売上高は2017年6月から9カ月連続で前年を上回り、好調に推移している。
2018年度の改装では「集客力強化」と「安定的な利益確保」を掲げる。足元商圏顧客を取り込み、とくに30代~40代の子育て世代へのさらなる訴求を図る。また「食品・雑貨・化粧品・ミセス婦人服」以外の専門店を積極的に導入し、集客力および収益力の強化を図る。
2018年春の主な改装は3つ。
一つ目は、9階に営業面積1500㎡(455坪)の「ニトリEXPRESS」を導入する。「EXPRESS」は、ホームファッション商品を主に取り揃えた小型店だが、ニトリと同じサービスを用意し、大型家具やオーダー カーテン注文にも対応する。3月16日(金)にオープンする。
二つ目は、地階の「食料品売場」の強化だ。集客力の高い人気ショップを集める。抹茶スイーツ「京都ヴェネト」、九条葱えびせんべい「本家佳長」、惣菜「柿安ダイニング」、「サンドイッチパーラー アストリア」、茶漬・吸物「京洛 辻が花」、惣菜「味吉兆」の6店舗。 3月21日(水)にオープンする。
三つ目は、2階の食品売場「うえまちマルシェ」を30~40代をターゲットに再構築する。和菓子福寿堂秀信が運営するスタンドカフェ「TOKI Cafe」を新規導入。輸入菓子が中心のスイーツショップ「gram(グラム)」を移設。「喫茶フォルマ」をオープンカフェ風にリニューアルする。3店舗とも3月28日(水)に開店する。
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