コストコつくば・千葉NT連日開業で17店
業績好調のコストコ。
日本でも積極的に、
新店をオープンさせている。
昨25日、茨城県つくば市に「コストコつくば」が開業。
そして、今日26日、千葉県印西市に、
「コストコ千葉ニュータウン」がオープン。
「コストコつくば」は茨城県内初、
関東地区では9店舗目、
全国では16カ所目。
従って、「コストコ千葉ニュータウン」は、
関東地区10店舗目、全国17カ所目となる。
コストコは今年3月にも、
福岡県北九州市の「コストコ北九州」(22日)、
広島県広島市の「コストコ広島」(23日)を、
二日続けて出店している。
連日出店はいわばコストコの十八番。
そのコストコの業績はうなぎ登り。
2012年の正味売上高は、
970億6200万ドル(約9兆7062億円)。
会員収入が20億7200万ドル(約2072億円)。
トータルの年商991億3700万ドル(約9兆9140億円)で、
次は1000億ドル(10兆円)の大台。
正味売上高、会員収入ともに、ここ3年の伸び率は10%台で推移。
先日発表された
アメリカFortune誌のGLOBAL500では67位。
2013年7月13日現在、
カナダ、メキシコ、イギリス、日本、オーストラリア、韓国、台湾と、
本国アメリカの8カ国に展開する小売・卸売企業の世界的企業だ。
コストコ絶好調の理由は、倉庫型店舗の中で、
コモディティとノンコモディティを
同時に売るビジネスのユニークさ。
売場面積は2000~5800坪、
平均的な店舗で4000坪だ。
2793万8800円もするダイヤモンドと
1パッケージ数百円のトイレットペーパーが同じ屋根の下で売られる。
アベノミクスの下で高額品を購入するマインドと、
コモディティ商品をより安く買いたいという心理が同居する現在の日本で、
このコストコのビジネスモデルが支持を受けている。
それは日本だけでなく、本国アメリカや、
コストコが進出しているカナダ、イギリス、オーストラリアなどの
先進国にも共通する現象。
韓国やメキシコといった中堅新興国でも出店を拡大しており、
国際部門は大きく伸びている。
成熟した消費社会に合致した
他社が容易にまねできない独特のビジネスモデルのコストコ。
快進撃は続く。
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