ファーストリテイリングnews|ダイフクと物流パートナーシップ締結

(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正社長兼会長)と(株)ダイフク(大阪市西淀川区、下代博社長)は10月9日(火)、戦略的グローバルパートナーシップ構築について、中長期的・包括的な物流に関するパートナーシップ合意書を締結した。

1937年設立のダイフクは、物流システムに関するコンサルティングとエンジニアリング、設計・製造・据付・サービスなどを展開している。マテリアルハンドリングシステムでは、世界トップクラスだ。両社には、有明倉庫の自動化を通じて構築した強固な信頼関係がある。

この締結により、物流システムの改革・改善に努めて、中長期にわたる両社のさらなる発展と、安定した物流機能提供を目指す。また、物流の状況を的確に把握し、商品配送を行うための革新的で画期的なシステムを構築していく。

そのための両社の取り組みは4つ。

1つ目は、最新鋭の自動化設備の導入。ファーストリテイリンググループのブランドの国内外における倉庫自動化に向けて、世界最新鋭の自動化設備を開発・構築する。

2つ目は、特別チームの編成。ファーストリテイリンググループのブランドの国内外における倉庫自動化の計画、実行およびメンテナンスに対応するために、両社による特別チームを編成する。そうすることで、よりよい物流環境の構築を目指す。

3つ目は、一気通貫した自動化設備導入の推進。自動化設備の導入に当たり、その設計・機器・資材、および専門的人材の調達、建設ならびに試運転を含む全過程における業務を一貫して推進する。最短での自動化設備導入を目指す。

そして4つ目は、物流システム開発の協働。自動化設備の生産性の最大化に向けて、従来の考え方にとらわれない新しい物流システムおよび、そのために必要なシステムの開発を計画して実行する。

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