ローソンnews|仮想発電所事業VPP参入して店舗にシステム導入

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、MCリテールエナジー(株)の電力需要予測システム及び店舗設備遠隔制御システムを活用して、ローソン店舗においてバーチャルパワープラント(VPP)事業に参入する。

VPPはVirtual Power Plan の略。点在する小規模な再生可能エネルギー、発電した電気を貯める蓄電池、燃料電池などのエネルギーリソースを制御することで、発電所と同等の機能を提供すること。複数の小規模発電システムを、あたかも1つの発電所のようにまとめて機能させることから「仮想発電所」と呼ばれている。

ローソンは、2016年度から慶應義塾大学SFC研究所とともに、経済産業省の需要家側エネルギーリソースを活用したVPP構築実証事業に取り組んできた。このたび、小売電気事業者であるMCリテールエナジーと連携し、ローソンが「リソースアグリゲーター」として店舗機器の適時遠隔リソース制御を行う。

「リソースアグリゲーター」は需要家とVPP サービス契約を直接締結してリソース制御を行う事業者。

将来的には、全国のローソン店舗へのVPPシステムの導入拡大を目指すとともに、電力需給バランスの維持と電力系統の安定化を図っていく。

■MCリテールエナジー 概要
本社所在地/東京都港区新橋6丁目14番3号
創立/2015年
事業内容/電力小売事業
代表者/代表取締役社長  杉本 直樹
出資/三菱商事(株)、(株)ローソン

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