マルエツnews|honestbeeと提携した買物代行サービスを30店舗に拡大
(株)マルエツ(東京都豊島区、上田真社長)は、honestbee (オネストビー)と提携して、買物代行サービスを本格的に開始する。
マルエツでは、2018年3月から、リンコス六本木ヒルズ店においてこの買物代行サービスを先行導入し、その効果について検証を重ねてきた。このサービスは宅配事業の一環として行われる。
マルエツは、2005年11月から宅配事業としてネットスーパーを開始しており、現在は9店舗(2018年9月末現在)で実施している。また、店舗で購入した商品を最短3時間で配達する「らくらくクマさん宅配便」の有料サービスも116店舗で展開している。
買物代行サービスは11月6日(火)から、マルエツ勝どき六丁目店(中央区)、同潮見店(江東区)、同清澄白河店(江東区)、同葛西クリーンタウン店(江戸川区)、同オレンジコート店(新宿区)、同真中店(世田谷区)、同かまた店(大田区)、同大森町店(大田区)、同新田店(大田区)で、13日(火)から、同港南ワールドシティ店(港区)で開始される。いずれも配達時間帯は10時から22時だ。
今後は、2019年1月に10店舗を追加、2月にはさらに10店舗を追加し、実験導入したリンコス六本木ヒルズ店を含め、2019年2月末には31店舗にまで拡大する計画だ。
honestbeeの提供する買物代行サービスは、オンライン上の専用サイトから注文すると、スタッフの「コンシェルジュショッパー」が店舗で買物をし、指定した日時に商品を届けてくれるというもの。
配送エリアは店舗から約5km圏内。配達可能な店舗は、買物サービスに登録された住所からhonestbeeのホームページまたはアプリで確認できる。
honestbeeは、2014年12月にJoel、Isaac、Jonathan氏がシンガポールで創業した、買物代行サービスの専業企業。現在はシンガポール、香港、台湾、日本、マレーシア、フィリピン、タイ、インドネシアの16都市で事業を展開している。
日本ではコストコ、イオン、ダイエー、西友、ライフコーポレーション、オオゼキといった総合スーパーやスーパーマーケット、伊勢丹百貨店、専門店が多数honestbeeと提携している。またレストランも料理の配達代行サービスに利用している。