イオンnews|障がい者の働き方改革「いきいきイオン」1/7スタート

イオン(株)(千葉市、岡田元也社長)は1月7日(月)から、障がい者が能力を活かし“いきいき”と働き続けられることを目指すという新しい取り組み「いきいきイオン」をイオンモール幕張新都心(千葉市)でスタートさせた。

「いきいきイオン」とは、障がい者と企業との相互理解を深め、一人ひとりの能力を活かして、誰もが長く働くことのできる職場を目指すことを目的としている。

イオンモール幕張新都心の取り組みでは、グループ会社からは雑貨の専門店チェーンのR.O.U(株)、イオンエンターテイメント(株)、イオンカルチャー(株)、子ども服のブランシェス(株)の障がい者社員が参加する。これまでイオングループ各社で、個社ごとに行っていた障がい者の受け入れ、働きやすい環境づくり、入社後に行う教育などをイオンの特例子会社であるアビリティーズジャスコ(株)がサポートをして、共同で行っていく。

合同の会社説明会、職場見学会、実習などを経て入社した障がい者社員は、一つのチームとなって共通の教育・サポートを受けながら、各社の店舗業務を行っていくことになる。

アビリティーズジャスコは、1980年に設立されたイオンの特例子会社。「障がい者が働く姿をあたりまえの社会にする」という経営理念のもと、障がい者と健常者がともに運営するCD、DVD、書籍販売「スクラム」4店舗の運営や、障がい者の就労移行・定着を支援する12センターを展開している。それらのノウハウを活かしてサポートしていく。

2018年6月現在、イオングループの障がい者雇用率は2.4%、雇用人数は7240人。イオンでは2020年までに、雇用率3%、雇用人数1万人を目指していく。

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