アルビスnews|精肉&惣菜「アルビスプロセスセンター」4/1本格稼働

(株)アルビス(富山県射水市、池田和男社長)は、富山県射水市の「アルビスプロセスセンター」を4月1日(月)から本格稼動した。この施設は精肉と惣菜の工場で、敷地面積2945坪の2階建て。80店舗、売上高1200億円に対応する製造能力を備える。

設置の目的は、①安心・安全の強化、②サービスレベル向上、③生産性の向上の3点だ。

安心・安全強化の目的は、ICカードによる入室認証などのフードディフェンス、原料保管から店舗での販売に至るまでの温度管理を徹底するコールドチェーンを確立する。これによって、品質やおいしさの向上を図りながら、安心で安全な商品の製造に取り組む。

サービスレベル向上の目的では、精肉工場に牛肉・豚肉・鶏肉・ミンチの加工に適した生産機器を導入する。集中製造することで、店舗規模に関らずフルラインの品揃えが可能となる。惣菜工場は、米飯ラインを強化する。最新鋭の洗米機や遠赤外線の連続炊飯装置を導入して、食感や旨みの改善を図る。

生産性向上の目的は、製造機能の集中化・物流体制の最適配分することで、商品調達から店舗販売までの全体オペレーションの効率化を図る。それにより、全社的な生産性の向上に取り組む。

アルビスでは、中期目標の「北陸地区1000億円体制の確立」に向けて、青果、海産などのセンター化も視野に入れていく。

■アルビスプロセスセンター 概要
住所/富山県射水市流通センター水戸田3-2-2
建物構造/鉄骨造2階建て
敷地面積/9718㎡(2945坪)
延床面積/1万1088㎡(3360坪)
稼動時期/惣菜工場2019年4月、精肉工場2019年4月(段階稼動)
製造品目/惣菜工場(巻き寿司、赤飯、おこわ、弁当、サラダ、煮しめ、煮豚、キット製品等)、精肉工場(牛肉・豚肉・鶏肉・ミンチ等最終パック化まで行った商品)
製造能力/80店舗、売上高1200億円に対応する

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