アスクルnews|「健康経営サービス事業」参入/「first call」提供開始
アスクル(株)(東京都江東区、岩田彰一郎社長)は、5月30日から事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」「ソロエルアリーナ」で企業向け産業保健支援サービス「first call」を開始し、「健康経営サービス事業」へ参入する。
「first call」はメドピアグループの(株)Mediplatが運営しているサービスだ。
2019年4月の「働き方改革関連法」施行に伴って、企業における「健康経営」に対するニーズが高まっている。しかし、企業で独自に体制を構築するには時間やコストがかかる。なかでも労働安全衛生法で50名以上の事業所に義務づけられている産業医面談実施については、個別面談の調整に手間と工数がかかるという問題があった。とりわけ遠隔地の業務に従事する従業員を抱える企業やテレワーク制度を採用している企業ではコストが増大する。
こうした問題を解決するためにアスクルが「first call」の提供を始める。具体的には「オンライン産業医」「オンライン医療相談」「ストレスチェック」の3つのサービスだ。
「オンライン産業医」サービスは、産業医の定期訪問からオンラインでの面談までを行う。
「オンライン医療相談」では、自分や家族の健康上の不安や悩みを、チャットやテレビ電話を介して医師に相談ができる。一般内科、産婦人科、精神科など全12科目での相談に医師が実名で回答する。
「ストレスチェック」は、Webやアプリで従業員のストレスチェックや職場ごとのストレス状況を可視化する。
アプリは2019年6月から提供を開始する。オンライン医療相談の無料オプションとして提供する。