オイシックスnews|約30億円の新規事業構築に向けて大戸屋HDと業務提携
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は (株)大戸屋ホールディングス(東京都武蔵野市、窪田健一社長)と、8月14日(金)に業務提携契約を締結した。
オイシックスは食領域のサブスクリプション事業において、2013年からマーケティングや物流ノウハウを活用した他社とのECの共同事業を開始している。今回の大戸屋HDとの業務提携で、共通する安全・安心に配慮した食事業のさらなる拡大を目指していく。
両社は共同で大戸屋の店舗の顧客やファン向けに自宅で大戸屋のメニューを楽しむことができる「食のサブスクリプションサービス」の立ち上げを行う。
共同事業では大戸屋の家庭向け冷凍惣菜・弁当を大戸屋店頭、およびOisixの顧客へ販売していく。
また、Oisixの顧客向けには大戸屋プロデュースの商品の販売を開始する。9月初旬にはOisixで、大戸屋監修のミールキット第一弾として、大戸屋人気メニューの「鶏黒酢あんかけ」を販売予定だ。
さらに、「大戸屋ごはん処」などで提供する、Oisixの有機野菜などを用いたコラボメニューの共同開発を行っていく。
今後は流通額約30億円規模の事業への成長を目指して、オイシックスの定期宅配を利用する顧客と、大戸屋の店舗を利用している顧客が求めるニーズを実現するサービスを構築していく。つまり相乗効果を狙う。オイシックス・ラ・大地のブランド力が大戸屋を援助し、また大戸屋の大衆的なイメージがオイシックスを後押しする。