イオンモールnews|初のサステナビリティボンド(債券)300億円発行

イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)は、初となるサステナビリティボンドとして9月に総額300億円の社債を発行する。

サステナビリティボンドとは、調達資金の使途が、①社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)、②環境改善効果があること(グリーン性)の双方を有する債券を言う。

発行年限は5年/7年(予定)で、資金使途は、第1に新型コロナウイルス対策、第2に東日本大震災復興支援、第3に海外モール建設、第4に国内モール建設とする。

新型コロナウイルス対策では、モールの検温機器導入費用(新規・リファイナンス)、出店テナント企業に対する事業継続支援(リファイナンス)、マスク・消毒液・パーティション等の感染防止のための備品の取得費用(リファイナンス)に充てる。

東日本大震災復興支援はイオンモールいわき小名浜の建設(リファイナンス)。

海外モール建設は、イオンモールHoang Mai(ベトナム)と、イオンモールカンボジア3号店の新規建設に、国内は、イオンモール上尾の新規建設とイオン藤井寺SCの建設(リファイナンス)で、グリーンビルディング、再生可能エネルギー、エネルギー効率に資する費用として調達する。

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