成城石井news|11/2からSMとワインバーで「ロカボフェア2020」を実施

(株)成城石井(神奈川県横浜市西区、原昭彦社長)は11月2日(月)~11月29日(日)の期間、スーパーマーケット「成城石井」全185店、および同社が直営するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO(ル バーラ ヴァン サンカン ドゥ アザブ トウキョウ)」全6店において、「ロカボフェア2020」を実施する。

“ロカボ”とは、北里大学北里研究所病院・糖尿病センター長の山田悟医師が世界に向けて提唱している、持続的な健康生活を送っていくための新しい食のスタイルだ。食事から摂る糖質の量を制限して、食後血糖値を急激に上げないようにすることで、さまざまな疾患の発症リスクを低減していくというものだ。

糖尿病は予備軍も含めると約2000万人、つまり日本人の約6人に1人が患っていると言われる(2016年「国民健康・栄養調査」)。従来は、糖尿病の治療にはエネルギーコントロール食が用いられていた。現在は食後の血糖を上げにくい食事「糖質制限食」が、血糖コントロールやメタボリックシンドロームの対策として有効だ、という考え方がアメリカ糖尿病学会など世界のガイドラインに採用されるようになっている。

“ロカボ”はカロリーを制限せずに、栄養素の中で唯一血糖を上げるとされる「糖質」を、1食当たり20g~40g、1日当たり70~130gに制限することにより、食後血糖の上昇を抑えることができると言われている。日常の食事にも摂り入れることで、生活習慣病予防にもつながり、身体に負担をかけないダイエットとしても注目されている。

“ロカボ”においては糖質摂取量を毎日適正に維持することが大切だ。そこで成城石井は、40にもおよぶロカボ商品のラインナップをする。Le Bar a Vin 52でもロカボなメニューを豊富に取り揃え、おいしく楽しいロカボな生活を応援する。また、一般社団法人 食・楽・健康協会が新導入する「ロカボアンバサダー認定制度」に国内で初めて参加する。正しい知識で適切なロカボを提案する「ロカボアンバサダー」を順次、店舗に配置していく予定だ。

この「ロカボフェア2020」に向けて、山田サラ食・楽・健康協会副理事長の監修のもと、成城石井が取り扱う1万を超える商品群の中からロカボな商品を選定した。8つのジャンルに分けた40アイテムをロカボな食として提案する。朝・昼・夕食、晩酌、おやつなど、シーンに合わせたロカボな食生活が送れる充実のラインナップとなっている。

さらに、「ロカボフェア2020」に向けて新商品も登場する。例えば、「成城石井 スペイン産有機エクストラバージンオリーブオイル鮮度ボトル」は、ロカボに大敵の”酸化”を極力防ぐ鮮度ボトルを採用した。「成城石井ロカボナッツ」も、ロカボなおやつ、おつまみとして最適な量をパッケージングしている。

     

ロカボな食生活に取り組む顧客にとっての悩みは「どれがロカボな商品なのか?」ということだ。確かにパッケージに記載された成分表示を見ればおおよその糖質量は分かるが、手に取ってみなければロカボな商品なのか否かは分からない。

そこで成城石井は、このフェアに合わせて40のロカボな商品の糖質量を店内のPOPに記載してお知らせすることにした。代表的なアイテムにはロカボマークを表示することで、間違いなくロカボな商品を手に取れるように配慮している。

「Le Bar a Vin 52」では、山田悟医師監修のもと、2015年からグランドメニューの中で、ロカボなフードには糖質量を表記してきた。その取り組みを継続し、グランドメニューに掲載された53アイテム(全メニューの74%)に糖質量を表記している。

「ロカボフェア2020」では、1食完結で糖質量が約21.5gの「ロカボコース」が新登場する。このフェアに合わせて濃厚ながらも糖質量は5.5gしかないデザート「自家製ロカボクレームブリュレ」を開発した。ワインは醸造酒ながらも比較的低糖質なので40g以内にコントロールしやすい設計になっている。「Le Bar a Vin 52」なら、コース料理にワインの組み合わせでも、安心してロカボを楽しめる。食前酒にデザートを含む5品がついて5000円(チャージ料込み、税抜き)。


1食の糖質量が21.5gの「ロカボコース」

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