Amazon news|即日配達サービスを生鮮品・乳製品・冷凍食品に拡大

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は 8月13日、生鮮食品(青果・食肉・シーフード)や乳製品、冷凍食品などの配達を、即日で速ければ1時間以内に届けるようにすると発表した。

全米1000カ所以上の都市や地域のプライム会員に対して、25ドル以上の商品を購入すれば、無料の即日配達サービスを提供する。今年末までには2300の地域に拡大される計画である。これはアマゾンにとって非常に重要な食料品の拡大を意味する。

顧客は、日常の家庭必需品、電子機器、衣料品、家庭用品、園芸用品など、すでにAmazon.comで同日配達可能な数百万点の商品に加えて、農産物、乳製品、肉、海産物、焼き菓子、冷凍食品を注文するオプションをもつことになる。

顧客は予算を増やそうとしており、だからこそアマゾンは、この新しいサービスが顧客にアピールすると考えている。すでに1億5千万人以上のアメリカ人にとって食料品ショッピングの行き先として欠かせない存在となっているアマゾンは、2024年にホールフーズ・マーケットやアマゾン・フレッシュを除いて、食料品や家庭用品を1000億ドル以上売り上げている。

プライム会員向けには、ほとんどの都市で25ドル以上の注文に対して当日配送が無料となっている。注文が最低金額に満たない場合でも、会員は2.99ドルの手数料で当日配送を選択できる。プライム会員でない顧客は、注文規模に関わらず12.99ドルの手数料でこのサービスを利用することができる。

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