FMInews|米国人の6割が「食事は思い出の場」/買い物動向最新レポートより
アメリカの食品流通業の団体「フード・マーケティング・インスティテュート」(Food Marketing Institute 略称FMI)が2025年のグローサリー・ショッパー・トレンドを発表した。アメリカにおける食料品買物客の動向をレポートしたもの。
レポートによれば、多くのアメリカ人が、この秋から新しい食習慣の定着を進めていると報告している。現在、アメリカ人の食料品に関する習慣として、買物客の36%が毎日自宅で他の人と夕食を食べていること。
また、夕食のピーク時間を依然として午後6時としている。今後、買物客の3分の2以上が、この秋から定着させる食習慣として、皆で自宅での食事を増やし、決まった時間に食事をすることを重視している。また、分析によると、多くの人が料理回数を増やし、決まったスケジュールを維持することで、家族や友人と思い出に残る食事の時間を過ごしていることがうかがえる。
レスリー・G・サラシンFMI社長兼CEOは次のように述べている。
「食が単なる補給ではなく、人々をつなぎ、祝う、伝統を築く手段であることを示している。私たちの業界にとって、果たすべき使命の力強いシグナルです」