サミットnews|「杉並区子育て優良事業者」最優良賞を受賞/時短・育休が評価

CSR

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は12月12日(金)、東京都杉並区の令和7年度「杉並区子育て優良事業者」の最優良賞を受賞した。

この賞は、杉並区が区内事業者の子育て支援に関する取り組みを促進するため、働きながら子育てがしやすい職場環境を整え、ワーク・ライフバランスの実現に向けた取り組みや子育て支援に関する有益な活動に成果を上げている事業者を表彰するものである。

・従業員の出産・育児に関わる休暇等について育児介護休業法等に定められた基準を上回る制度を定め、利用されている
・仕事と家庭の両立に向け、柔軟な働き方ができる制度を定め、利用されている
・地域の子育て支援に資する活動している
などの取り組みが顕著な事業者が受賞対象となる。

評価されたサミットの取り組みとして、「短時間勤務」や「育児休暇」の積極的な取得、また「食文化を体験する給食提供」などが挙げられる。

サミットでは、小学校6年生までの子を持つ社員は、勤務時間を5時間にまで短縮することができる。また、時間外労働や深夜勤務の制限、子の看護等休暇の取得も、小学校6年生修了まで可能だ。

サミットの短時間勤務者の勤務時間は、「5時間」が52%ともっとも多い。「6時間勤務」の場合は、社内ルールで「途中1時間の休憩取得」が定められていることから、実質の拘束時間は7時間となってしまう。しかし「5時間勤務」であれば、途中で休憩を取る必要がないため、復帰する際は5時間からスタートし、少しずつ時間を増やしていくケースが多いという。

スーパーマーケットでは朝一の作業から昼、そして夜まで営業しているため、子育てしている従業員にとっては出勤時間が一定でないと働きづらい。そこでサミットでは、シフト時間を固定した勤務体制を選択できるようにしている。

サミットの2024年度の育児休業の取得率は、女性社員100.0%、男性社員59.6%と取得率が非常に高い。全国平均が女性86.6%・男性40.5%、小売業平均が女性83.1%・男性29.9%という数字から見ても、サミットの数値の高さがわかる。

さらに毎年、地域の小学校の店舗見学や中学校の職場体験学習を積極的に受け入れているほか、小学校に対しては様々な食文化を給食として体験してもらうための食材・レシピの提供を行うなど、子どもたちの学びにも貢献している。

とくに、5月に店舗で行う「沖縄フェア」や、12月に主催する「大宮八幡宮杉並花笠祭り」に合わせ、杉並区内の5つ小学校に、沖縄料理や山形いも煮の給食を提供している。今年も12月9日の給食当日に、サミットストアの副店長が学校を訪問し、校内放送で食文化の説明や子供達との交流を図った。

関連カテゴリー

CSR

CSR 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧