クローガーnews|第3Q売上高339億ドル0.7%増/EC販売17%増
クローガー(オハイオ州シンシナティ、ロン・サージェントCEO)が 2026年1月期の第3四半期決算を発表した。
第3四半期(8~10月)は、売上高338億5900万ドル(1ドル150円換算で5兆00788億円)で前年同期比0.7%増だったが、15億4100万ドル(2312億円)の営業損失、13億2000万ドル(1980億円)の純損失で、赤字となった。前年同期は、営業利益8億2800万ドル(1242億円)の黒字だった。

既存店売上高(ガソリン販売を除く)は2.6%増。EC販売は17%と大幅な増加となった。
第3四半期の売上総利益率は22.8%で、前年同期の22.4%から改善した。売上総利益率の改善は、主にクローガー・スペシャリティ・ファーマシーの売却、サプライチェーンコストの削減などによるもの。
デービッド・ケナリーCFOは、「第3四半期の業績は、特にeコマースと薬局の業績が好調に推移し、事業の継続的な勢いに満足しています。年初来の業績と年内見通しを踏まえ、燃料費を除く既存店売上高の見通しを2.8%~3.0%の範囲に下方修正しました」と述べている。
