イオンモールnews|POPUPストア「bye ASU」マーケティングデータ実証実験
イオンモール(株)(千葉県千葉市、岩村康次社長)はイオンレイクタウンkaze内にオープンするフェムテック専門店のPOPUPストア「bye ASU」で、マーケティングデータ活用に関する実証実験を開始する。FemTech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品(製品)やサービスをいう。
この実証実験は、デジタル技術やデータを活用し、店舗の売場づくりや顧客サービスの向上を目的に実施するものだ。イオンモールは顧客行動や属性データを個人の特定なしに取得するソリューションが、同店の業態特性や消費チャネルの多様化に対応した売場づくりに反映できると判断し、実施する。
実験概要としては、(株)クレストが提供するリテールアナリティクスサービスを採用し、顧客の属性や店内での行動情報を計測・分析する。同サービスはリテールネクストジャパンのAIセンサーカメラ「Aurora」およびデータ分析サービスと、Idein(株)の提供するエッジAIプラットフォーム「Actcast」の画像解析を活用する。個人を特定せず、データプライバシー保護をした来店客ビックデータとして蓄積し、出店者の付加価値につながるマーケティングデータを検証する。