ローソンnews | 東証に成城石井の上場申請/市場区分は未定

ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は連結子会社である(株)成城石井(神奈川県横浜市、原昭彦社長)の株式上場申請を東京証券取引所に対して行った。今後、上場審査を経て、東京証券取引所より承認を得て上場されることになる。

今年4月4日から東京証券取引所は3つの上場区分を設けた。⑴プライム市場、⑵スタンダード市場、⑶グロース市場である。成城石井はどの区分になるか、今のところ未定だ。

さらに現在、成城石井はローソンの連結対象企業になっているが、上場後、その連結対象を外すのか維持するのかも発表されていない。

上場で調達される資金は、ローソンのコンビニ事業への投資や株主への還元に充当される。

ローソンの最新決算資料によれば、成城石井の2022年2月期営業収益は1086億円、営業利益は112億円。2023年2月期に入っているが、好調に推移している。ローソンにとって孝行息子と見ていいだろうが、上場益は成城石井の成長投資に使ってほしいところだ。それが株主の意思でもあるはずだ。

■成城石井概要
所在地/神奈川県横浜市西区北幸二丁目9番30号
代表者/原昭彦
資本金/1億円
設立日/1927年2月
株主/ローソン100%

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