ユニーnews｜｢食品産業もったいない大賞｣農林水産大臣賞受賞

ユニー(株)（愛知県稲沢市、佐古則男社長）は、「第5回食品産業もったいない大賞」農林水産大臣賞を受賞した。これは、農林水産省補助事業の2017年度食品リサイクル促進等総合対策事業として、一般社団法人日本有機資源協会が主催する。今回で5回目。

「食品産業もったいない大賞」は、食品産業の持続可能な発展に向け、地球温暖化・省エネルギー対策の一環でもある「エネルギー・CO2削減」「廃棄量削減・再生利用」「教育・普及（消費者に最も身近な食品を通してこれらの啓発を促す）」という観点から企業・団体・個人を表彰する。農林水産省が協賛しており、環境省と消費者庁が後援している。

ユニーの大臣賞受賞は、消費者と一緒に「環境にやさしい買い物で、地球を守る」活動を推進した取り組みが評価されたもの。

ユニーは、2007年に環境大臣、農林水産大臣、経済産業大臣から全国初の「再生利用事業計画」に認定されている。それ以降、地域の再生利用事業者、農業生産者とのパートナーシップを結び、全国最多の食品リサイクルループを構築する。

また「食品リサイクルループは命をつなぐ環」をテーマに、消費者とともに廃棄物の削減、CO2削減、省エネルギー対策を進めている。たとえばループから生産された農畜産物を、地域循環型農業でつくられた安全安心な食材として店舗で販売している。さらにレジ袋使用削減、使用済み容器包装の店頭回収など、容器包装の3Rも積極的に進めている。

とくに次世代を担う子どもたちに向けて「私たちはいきものの命をいただいて生きている」ことを学ぶための環境教育や食育を展開している。

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