丸井news|視覚障がい者向けのユニバーサルデザイン「エポスカード」発行
丸井グループのクレジットカード事業会社である(株)エポスカード(東京都中野区、斎藤義則社長)は、2018年6月から視覚に障がいのある顧客に向けて、券面に識別マークを印字したユニバーサルデザイン対応のエポスカードを発行する。
丸井グループでは、障がいのある人も取り残されることなく、できるだけ、健康な人と同じように店舗を利用でき、サービスを受けられるような取り組みを進めている。
クレジットカードを利用している視覚に障がいのある人からの、「使用するカードを取り出すのに、お店の人に聞くのは不安。本当は自分でカードを触ってカードを識別したい」「自分で点字シールを貼るのは大変なので、識別できる印が欲しい」「点字ではなく、触ったときにわかりやすい印が良い」といった声に応えたもの。顧客自身が触れることでエポスカードだとわかるよう、識別マークとして3つのエンボスを券面に印字するデザインを採用した。
対象カードはすべての「エポスカード」とし、6月5日(火)からの発行分からとなる。エポスカードは利用でポイントが貯まるカードで、全国1万カ所の店舗・施設でポイント優待や割引サービスを受けられる。