大丸松坂屋news|大丸東京店でAI活用して各階喫茶&トイレの空席状況を表示

J.フロントリテイリンググループの(株)大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、好本達也社長)は、大丸東京店で、AI(人工知能)を活用した「各階喫茶」「トイレ」の空席状況表示サービスを開始する。スタートは8月10日(金)から。「各階喫茶」「トイレ」両方のリアルタイム空席状況は、百貨店では大丸東京店が初となる。

大丸東京店はターミナル立地という特性から、平均来店客数は平日10万人、週末は12万人である。週末はレストラン・喫茶の稼働率が高まり、多数の空席待ちが発生する。また同様に、地下1階や2階の女子トイレの待ち時間も長くなっている。そこで空席情報配信サービス企業(株)バカンの「リアルタイム空席状況表示サービス」を導入することで、お客の利便性向上につなげる。

空席情報は、店舗内はデジタルサイネージで、また店舗外はスマートフォンなどの携帯端末・タブレット等で確認できる。デジタルサイネージは、地下1階、2階の大型サイネージのほか、地上1~12階の各エレベーター内とエレベーター出入り口の横に設置する。また空き状況が確認できるトイレは、女性用は地下1階~12階の合計86個室、男性用は地下1階~12階合計35個室。喫茶は3~8階、10階の7店舗だ。

大丸松坂屋百貨店は、IoT時代に向けたICT戦略を強化する。決済機能を備えたコミュニケーション型モバイルアプリや、デジタルツールの活用、モバイル決済の拡充などに取り組んでいる。今年6月には大丸東京店で「お弁当WEB予約決済サービス」、大丸松坂屋オンラインショッピングで「朝どり野菜EC販売」「知育玩具の定額制レンタルサービス/トイサブ!プレミアム」をスタートしている。

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